衝撃のかめはめ波 (衝撃波)
ジュラシックワールドで、おなじみのティラノサウルスが、
地上を闊歩していたのは、中生代の中の白亜紀と言われる時代です。
それは今から、約6600万年前から6800万年前のこと。
雷竜のブロントサウルスは、体調22メートル。
現在のシロナガスクジラが、約22メートルで、地球上で最大の生き物とされていますが、
この時代は地上にもこのデカいのが、わんさかいた。
ブロントサウルスは、その大きさと体重から、歩く足音が雷のように響きわたることから
雷竜と呼ばれます。
陸地でその体重を支えるのは大変だから、生息地は、大きな沼地や湖の水辺とされ、
とくに水の浮力で体重を支えていたことが多かったと言われています。

当然、足元は、ぬかるみで、体重約15トンの足跡が深く刻まれます。
ブロントサウルスの足跡が、化石としてよく発見されるのがこのへんの理由です。
さらに蛇の先祖は、ティタノボアで知られる。
体長13メートル胴回り1メートル体重1135キロの巨大な蛇です。
海の世界では、ジョーズの先祖のメガロドン18メートル48トン。

おっそろしい巨大生物が栄えた時代が地球上にはあった。
今でこそ、化石の存在からこの時代を紐解き進化の過程が学べますが、
遠い時代には、発見されたこの巨大な化石の数々は人々には何の骨なのか理解できずにいました。
また、教会はこの巨大な生物の骨らを認めてしまったら、
「アダムとイブの神話」が崩れてしまう事を恐れて、発見を隠蔽したり、
こんなものを信じるのは悪魔だ魔女だといい、巨大生物の生きた時代があったとする人を迫害してきた時代もあります。
すっかり忘れてしまいましたが、小学生時代に夢中になった化石の発掘と読書で得た知識です。
思い出してくるとやっぱり、胸が躍ります。
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この恐竜がほろんだ本当の理由は、いまだに解明はされていませんが、
有力な原因とされているのが、巨大隕石の落下による衝撃波・・・・・・・・・・・。
衝撃波による津波に地震、火山の爆発誘発に、立ち上る噴煙、一瞬にして多くの生き物が絶滅し、
たとえ生き残ったとしても厚い噴煙の層に阻まれて太陽の熱が届かずに気温がさがり、草木も枯れて。
変温動物(冷血動物)は生き残れなかった。
代わりに恒温動物の哺乳類のだいとうが始まるというものです。
ロシアでは、隕石の落下による衝撃波で数キロ先の建物のガラスが割れたことがあります。
自然の、かめはめ波は,想像を絶する威力です。
今回の水中火山の噴火による衝撃波と地上20キロメートるまで吹き上がる噴煙は
信じがたい光景でした。そして、衝撃波による津波。
トンガの島国で犬の保護活動を行っていた女性が、
波にさらわれる犬を救おうとして、命を落としました。
「自らの死の恐怖を前に、他の命を救うにためらいなし」
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凄い信念です。
この女性が、生きていたら、
もっとたくさんの動物の命を無償の愛で救ったことでしょう。